2009.08.03 Monday

今年も軽井沢に行ってきた

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     今年も、例年通り、軽井沢バイブルハウスで開かれていた、小中学生

    向けキャンプに参加。仕事の都合で、1週間いることができなかった。

    月曜から、金曜までの参加となった(ちょっと残念)。

     とはいえ、行きがけの駄賃、とばかりに三重県の教会訪問を実施。

    朝8時自宅を出発。神戸西ICー中国道ー名神ー第2名神ー伊勢道を

    とおって、久居ICで降りる。三重県のキリスト集会に参加している

    親類がいるので、そこの教会をご訪問。前にした、ブルース・オール

    マイティの映画の一部分を使いながらの聖書のお話。初めて聖書を

    触れるという人が来ておられたようです。まぁ、イエスと個人的に

    出会ってくれるといいのですが。責任者の方が一方的にはじめて

    聖書を触れる方にしゃべっていた。あの方は、話を聞いてほしかっ

    たのではないだろうか。悩みを聞いてほしかったのではないだろう

    か、と思ってしまった。(激しく反省)

     そのあと、親戚全員で、びっくりドンキーに行く。大雨がすごい。

    雷が鳴る。道路は川のよう。子供たちだけで楽しく食事。大人は

    大人で楽しく食事。

     その後宿泊地である榊原温泉へ。日曜の夜なので、宿泊者数は

    少ない。温泉の泉質はなかなか良かった。部屋はちょっとこまかな

    ところで、古さがみられるが、朝食付きで一人税込み5000円

    という破格値なので、仕方ないか。翌日朝の温泉(浴場の男女が朝

    夕で交代)は、泉質が異様に落ちる。明らかに井戸が異なる。昨日

    の温泉のほうがよかった。朝食は、やや豪華。しかし、いかに日

    曜泊とはいえ、この値段で、この朝食出したらねぇ。赤字じゃな

    いかと。

    8時ごろ宿を出発。伊勢道に乗る前に給油。まだ、200キロ

    くらいしか走っていないが、高速で給油を避けるためにも、

    乗る前に給油。出光のGSがあったので、そこで給油。

    伊勢道ー伊勢湾岸道ー東海環状道ー中央道ー長野道と抜けていく。

    途中、家内が不得意な長いトンネルの前では、運転を交代。

    東海環状道路の豊田付近で交代。とりあえず恵那山トンネルを

    越えるまで運転。恵那山トンネルで、故障車が一台いた。

    交通量が多くないので、あまり影響がなく良かった。途中、

    八ヶ岳SAで休憩。無料のホットスポットがある。ラッキー。

    メールのチェック。ごみメールの処理と、返事が必要な

    メールだけ返事をする。

    長野道を抜けて、岡谷で降りる。

    岡谷で降りたら、新和田トンネルを抜け、和田峠越え。

    新和田トンネルの轍の補正ということで、片側通行。

    途中も路面の整備工事があり、結構時間がかかる。

    新和田トンネルを抜けて、長和町(和田村のほうが

    よい)、立科町、佐久を抜ける。佐久に入ったのが、

    午後2時前。佐久の駅近くにスシローがあったので、

    スシローに入る。平日105円のうどんを期待したが、

    なかった。残念。家族でなんだかんだ食べると、

    4000円弱。サービスエリアで食べても、これくらい

    するので、ちょうどよかったかなぁ。

    そのあと、軽井沢に向かう。軽井沢3時ちょっと前に

    到着。あれ、だれもいない。うーん。と思っている間に

    旧知の皆さんに会う。1年ぶりですね。とか言いながら、

    軽く打ち合わせ。

    とりあえず、雨が降っていないうちに荷物の搬入だけを

    すませる。とりあえず、今日の夜以降の準備。今年は

    Golden Keysという中学生向けくらいの神学超入門コー

    スをすることになったらしい。テーマ的には、神学の

    基礎をきちんと押さえている。フムフム。

    軽井沢は、とりあえず涼しい。娘は早速、キッチンの

    ワーカーとして動き始める。うれしい。ちょっと休憩

    して、お風呂に。風呂に入った後、ニーバーのChrist

    and Cultureに手を出すが、頭に入らないので、「聖

    書の日本語」に手を出す。なかなか面白い視点がある。

    そうか。中国語聖書の影響が大きいのだね。なるほど。

    読みながらウトウト。

     夕食の鐘が鳴ったので、オリエンテーションを兼ねた

    夕食の司会。今日は埼玉県のU集会だけ。40人ほどの

    小じんまりしたキャンプの始まり。夕食はミンチカレー。

    辛いカレーもあり、大変おいしい。

     食後、今週の役割分担に関する打ち合わせ。放送と

    中学生クラスの担当となる。

     食後しばらくして祈り会。夜の聖書学級はビデオと

    それに基づいた聖書のお話。お話をされる方は、お話し

    で子供たちをひきつけておられる。その後解散。

    さすがに、連日の長距離運転で疲れが出て、9時過ぎに

    は眠くなり、寝てしまった。


    7月28日 火曜日
    午前5時ごろ目が覚める。しばらくベッドでゴロゴ

    ロしていたが、5時30分くらいから、6時半の放送

    の準備。旧約聖書の場所を探す。放送に使う音楽のCD

    からの選曲。Song4Worshipから、落ち着きのある

    メロディを利用。

    洗面、ひげそりなどをして、6時20分、放送室へ。

    小雨だが、何とか外でラジオ体操はできそう。

    6時30分放送開始。音楽をかける。起床のアナウンス。

    音楽をBGMにし聖書朗読。今日の予定の連絡。放送が

    終わると、いったん部屋に戻って着替え。ラジオ体操の

    準備。ラジオ体操が終わると、朝の歌の時間。讃美歌を

    皆さんで歌いまくる。昨日の夜覚えた歌を体を動かす

    お遊戯をしながら、歌う。朝の祈り。そして昨日の聖書

    学級の復習。なぜ、心をけがしてはならないか。神の霊

    が住む場所である、心を邪悪なものによってごみ箱にし

    てはならないということを説明。そのあと、また20分

    くらい賛美。8時になったので食堂に移動。

    食事の前のガイダンス。祈り。朝の食事がおいしい。

    スタッフの皆さんありがとう。

    食事が終って、売店をちょっとのぞく。ロイドジョンズの

    ローマ書註解の新刊がある。ほしい。山上の説教の新訳も

    ある。ま、これは持っているからいいや。

    朝の祈り会。朝は全体の人数が少ないので、合同クラス。

    ジャングルドクター話を頼まれていたので、それをする。

    4歳くらいの女の子から、ウサギさんが出してほしい、

    ということを頼まれたので、ウサギが出てくるジャング

    ル・ドクターの話になってしまった。まぁ、いっか。どうせ

    私はストーリーテラー。

    午前中は、これでおわり。寝転がって、本を読む。
    2009.08.05 Wednesday

    今年も軽井沢に行ってきた(2)

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      2日目(火曜日)の続き

       お昼ご飯を食べようとして、キャンプ場の中をぶらぶらしていたら、群馬県の

      G集会の皆さんが到着。いやぁ。今晩は増えるんだぁ。にぎやかになっていい

      なぁ、と思っていたら、ちょうどお昼の準備ができる。鐘が鳴る。テントの下

      にサンドイッチが並ぶ。

      曇っていて、ちょっと雨が降りそうかなぁ、という感じだが、雨は降らない。

      外でサンドイッチを食べる。いつものようにおいしい。

       食後に、ある程度人数がそろった、ということもあり、早速ミニミニ運動会を

      することに。今年7月の軽井沢は、雨が多かったせいか、いつも綱引き用の

      グラウンドにしているテニスコートもちょっとぬかるんでいるんで、綱引きは

      なし。簡単な3種目のゲームをする。そこそこ楽しんでもらえた。途中ぽつぽ

      つ雨も降るが、何とか雨ざぁざぁ
      ということにはならなかった。

       買い物に行きたいグループもあるというので、運動会を早めに始めて早めに

      終わる。

      終わった後は、お約束のアイスクリーム。はいはい。勝ったチームの皆さんから

      どうぞ。

      とりあえず、運動会が終わったので、とりあえず予定もないので、埼玉県の

      U集会の皆さんの後を家内と子供で一緒に街に行く。まずは、ユニオンチャ

      ーチ。今年は何をしているのかな?何もしていない。
      Karuizawa Union Church
       残念。とりあえず、お土産用のお菓子を買いに。

      いつもの、栗落雁。ワンパターンだが、数があって、日持ちして、お土産に最高。

      そのあと、サワヤのジャムの前にあるジェラート屋に行く。おいしい。ブルーベリー

      のジェラート最高。ブルベリーとヨーグルトの選択をする。なかなか良い。

       とろとろと、家族で教会のことなど雑談をしながらあるいて帰る。川沿いの道

      が涼しくてよい。買い物をするのでなければ、軽井沢銀座を歩くのは愚の骨頂。

      森林浴をしながら帰る。

       戻ったら3時過ぎなので、早速入浴。汗が落ちてさっぱりする。いくら涼しい

      とはいえ、運動会するとね。結構暑いんですよ。日向にいると。

      部屋に入ってからは、ニーバーのChrist and Cultureを読むが頭に入らない。

      仕方がないので、鈴木範久さんの「聖書の日本語」を読む。なかなか味わい深い。

      そうか、そうだったのか。中国語訳聖書の影響ねぇ。日本人の知識人の中国語

      文化の影響の強さなどを感じつつ、読んでいる。読みながら、ウトウト。軽井

      沢に来るとよく眠れる。暑いのもないからでしょう。気がついたら食事の時間。

      食事の鐘が鳴らない。おかしいので食堂に行ってみたら、最後の到着者。まず

      い。司会なのに。簡単にオリエンテーションの話を繰り返す。道路に出るな。

      風呂はきちんと使ってください。かけ湯して入ってください。聖書学級には

      でましょう。スポーツ用品は使ってもいいけど、片づけてね。売店は、食後

      30分、無人販売します。ご飯はだべれるだけにしてください、ごはんのお

      かわりは、お代わりしていいと言ってから、などなど。

       食事は、豚肉の洋風のあげ煮に、サラダ、ごはん、などなど。デザートが

      去年からつき始めた。おいしい。

       食後、祈り会。皆さんで集まって、祈り会をする。その後、クラス分けの

      放送。行き先の部屋の案内も兼ねて。

       中学生クラスの担当。とりあえず、情報を得るために、紙に名前と住んで

      いる町の名前、信じているかどうかなどを書いてもらう。(当てるのに使う)

      初めての子供(聖書関係のキャンプと知らずに来た子)もいるので、それなり

      に基本教理に沿いながら。聖書は、神からのラブレターだ。ということ、

      神が1人1人の人間を愛しているということがこの聖書のテーマだというこ

      とで、説明。その通りだが、そこまでいいきっていいかと思いつつも、言っ

      ちゃった。まとめすぎだなぁ。

       そんなこんなをしながら、一日が終了。9時30分過ぎには眠気が襲う。

      (次回:水曜日編)

       
      2009.08.10 Monday

      軽井沢キャンプ 水曜日編

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         朝6時30分、起床のコールの放送をする。今日の予定の案内をする。

        天気が非常に良くない。かなり強い雨。ラジオ体操どうしよう。ラジ

        オ体操は各部屋でしていただく。そのあと、歌の時間。歌の時間では、

        ジャングル・ドクターのキリンの石運びの話のバリエーションをする。

        同じ信仰をもつ人々と、ペアになって進むことの大切さを中学生向け

        に話す。ほとんど、中学生のためのお話になったので、ちょっとちっ

        ちゃい子にはちょっとかわいそうだったかも。歌の時間が30分くらい。

        人数がかなり増えたのだけれども、声がちょっと小さかったかなぁ。

        その後朝御飯。今年は副食が充実している。おいしかった。スタッフの

        皆さん、ありがとうございます。

         祈り会の後、午前のセッションで、昨日の続き。テキストから、神論

        について解説する。神の性質、三位一体論などを簡単に説明。うーん。

        我ながら無謀だ。普通1冊の本でするのだが、それを30分ほどで、全部

        してしまうんだから。ま、ポイントは抑えたつもり。わかってもらえた

        かなぁ。聖書の話を始めて聞いた中学生が二人。ほかの中学生は、教会

        学校歴があるので、ある程度理解してもらえたとはおもう。ちょっと、

        簡単すぎたかもしれない。Trinityとは何か、ということを話したりする。

        わからなくてもいいか。そこはもう、信仰の世界。

         朝のクラスの後、岩波から出ている鈴木範久著『聖書の日本語』の続

        きを読む。やっぱり、ニーバーのChrist and Cultureを読む気になれない。

        注意が集中できない。『聖書の日本語』を読みながら、うたた寝てしまっ

        た。涼しいので眠りやすい。あらら。

         そうこうしているうちにお天気が晴れたので、外で昼食。

         昼食が終わると、埼玉県のU集会の皆さんは歩いて駅に向かう。送りま

        しょうかと言ったけれども、大丈夫ということで、歩いて帰られる。気を

        つけて帰ってね。楽しかったらよかったんだけど。群馬県のGチャペルの子

        供たちが軽井沢の中心部に遊びに行くというので、娘はGチャペルの中学

        生の人たちと合流して旧市街部に行く。我々はまた歩いて、旧市街部に行

        く。雨もパラパラしているが、そこそこ気持ちがよい。ユニオンチャーチ

        の駐車場で駐車場の番をしているアメリカ人と思しき宣教師に、チャーチ

        の中に入っていいかって聞いたら、いいというので、入ってみる。ピアノ

        の調整をしていた。入っていろんなものを見ていたら、東京のK集会の証

        集が無料で提供されていた。ラッキー。K集会に売って下さいというのも

        なんだかなぁ、と思っていたので、助かる。後でよく読んでみよう。どこ

        が神学的におかしいのかのチェックをするためにも。

         ユニオンチャーチの中で、Gチャペルの皆さんと再会。あれあれ。

        Gチャペルの方と別れて、サワヤに行って、お土産用のジャムを買う。娘

        たちはジェラートをごちそうになったらしい。いやぁ、申し訳ないですね

        ぇ。ととりあえず御礼の一言。家内と息子と私でジェラートを食べる。

         帰ってきて、入浴しようとしていたら、Gチャペルの方から、中学生を

        引率して帰られるということなので、メールアドレスを教えてくださいと

        いうことでしたので、名刺をお渡しする。無事に帰られたのかな。

         入浴後、また鈴木範久著『聖書の日本語』の続きを読む。また、途中で

        眠ってしまう。涼しいので、どんどん眠れてしまう。気がついたら、6時

        を回っている。あわてて、食堂に。食堂で、食事の司会。

         今日は、チキンのマスタードソース煮。めちゃくちゃうまい。製法を聞

        かないと。

         夜の部は、スタッフをしているMさんのところの長女さんとわが娘と息子

        を相手に人間論。全員よく知っている話なのだが、聖書的な世界から見た

        人間論についてのコース。全員この手のワークブックに慣れているので、

        ちょっと最後はディスカッション。人間論の現代的意義を中学生とかと

        一緒にする(無謀だ、と我ながら思う)。

         この日も10時前には爆睡。暑くないのでどんどん眠れる。
        2009.08.14 Friday

        軽井沢キャンプ 木曜日編

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           朝6時30分、いつものように起床のコールの放送をする。今日の

          予定の案内の放送をする。

           天気が非常に良い。天気が良く、青空がのぞく。ラジオ体操は外で

          してもらうことにしました。ラジオ体操は、朝早くにやはり外でする

          方がやはり気持ちよい。ただし、自分の体が固まり始めているのを感

          じる。30代のときには、もっと無理なく体が曲がったのに。そのあと、

          歌の時間。歌の時間では、ジャングル・ドクターのアフリカの猟師が

          猿を捕まえるときの話。猿がピーナツを握りしめて、話さないことで

          捕まってしまう話から、神の前に、自分の心をとらえているものを、

          開け放つことが必要なお話をする。今はゲームなんかに気を取られて

          いるかもしれないが、それがそのうちアルコールや麻薬になっていく

          可能性があること、それは本当の神との関係を阻害することについて

          のお話をしました。子供のサンタ・バーバラ時代のある同級生のお父

          さんがドラッグの非合法使用(なお、カリフォルニアでは合法使用と

          いう概念がある)で逮捕された話をしながら、神以外のものに心奪わ

          れることが非常に問題であること、本人にとっても、家族にとっても

          ものすごい問題となることを説明しました。歌の時間が合計で30分

          くらい。人数が減ったので、声が小さい。ちょっと残念。

           その後朝御飯。おいしくいただきました。スタッフの皆さん、あり

          がとうございます。

           祈り会として開いたが、N兄がレビ記の中から、祭司の引退問題につ

          いて話してくださる。次世代の指導者育成の問題や、宣教者や伝道者の

          リタイア問題についての話となる。アメリカやイギリスのリタイア事情。

          日本の宣教者の老後のセーフティネットのなさなどを話していました。

          こんな話ができるとは思ってもいなかっただけに、超ラッキーな気分。

          参加した3人の一致した認識として、日本のブラザレンの教会(諸集会)

          の今後の指導者をどう育成していくのか、現代に生きる教会(集会)、

          そして、集会が直面する高齢化の問題とどう直面していくのか、伝道、

          伝道と集中してきた経緯と、次の若い世代のリーダー育成の問題が十

          分でなかったかもしれないことや、若い世代のリーダー的な信者が海外

          に向き始めていることや、ほかの団体での奉仕に関心を向けていること

          などをどう考えるかについての話に花が咲く。

           大変有意義で、重要な視点が得られた。同じような問題意識を持つ方

          がいらっしゃったので、心強い。

           午前中は、昨夜に引き続きワークブック。キリスト論。キリストとは

          何か、イエスとはどういう人物か、ということをヘブル語やギリシア語

          なども混ぜながら、解説。その後、なぜ、律法学者からイエスが忌避さ

          れたのかという観点からイエスの人生を振り返っているうちに、イエス

          は、今でいえば、既存の価値概念に対して、抗議するという意味ではロ

          ッカーであったということを説明。

           確かにそうだよなぁ。やくざといってよい取税人と付き合い、売春婦

          といっていいような女性とも会話し、その存在を否定しなかったんだか

          ら。やくざと不良少女と付き合うイエスというのは、ロッカーだ。どう

          考えても。イエスって、ひょっとしたら、ジョナス・ブラザースの仲間

          だったりして、とか言って遊んでしまった。(あ、ジョナス・ブラザース

          はクリスチャンです。お父さんは、福音派の牧師さんだそうです。詳しく

          は、ディズニー・チャネルで見てくださいね。なお、アメリカのロー・テ

          ィーンのアイドル、ハンナ・モンタナことマイリー・サイラスもクリスチ

          ャンだそうで。マイリー・サイラスの親父さんのビリー・レイ・サイラス

          はこの間CNNのラリー・キング・ライブに出ていて、信仰の話をちょっと

          していた。)

           この発言から子供たちのアイディアが拡張し、モーセは髭はやした体の

          でかいおじさんだからドラマーじゃない。じゃぁ、エリヤは火を天から降

          らせたりしたから、舞台監督だ!子どもたちはどんどん、発想が広がって

          いく。まぁ、そういう現代風キリスト論があってもいいかなぁ、と思う。

          倫理的な保守的な人々がもつキリスト論も重要だけど、それだと、お葬式

          のような教会になってしまうので、それもまたいいけれども、お葬式のよ

          うな教会の在り方もちょっと問題のような気がする。

           午前中のクラスが終わってから、鈴木範久著『聖書の日本語』の続きを

          読む。なかなか面白い視点。こういう本ってなかったよね。おかげで、違

          う見方ができるようになりました。窓の外で声がすると思ったら、高齢の

          方が窓の下を通って3人でキャンプ場に到着される。都立大近くで家庭集

          会をしておられる方々らしい。

           昼食前に、Gチャペルの人たちが帰る前の集合や説明をしている。デジカ

          メがない、記録写真をとるためのデジカメがなくて、困っておられるので、

          デジカメをお貸しする。何枚か取られたようです。こちらでも何枚か取る。

          撮った写真を何らかの形でお送りすることをお約束する。画像ファイルなの

          で、重いので、圧縮ファイルにまとめて、宅ファイル便でお送りしよう。

           そうこうしているうちに、埼玉のK集会、神奈川のI集会、群馬のN集会か

          らの子供たちが到着。お昼を食べる。サンドイッチ。今年はパンの種類を間

          違えたということで、ピザトーストが出る。おいしい。1時前にGチャペル

          の皆さんは出発。お見送りする。

           昼食後、新たに到着した神奈川県から来られた子供たちや群馬県から来た子

          どもたち、埼玉県のK集会から来た子どもたちと運動会。運動会をしたいとい

          うことのようだったので、雨が降る前に終わらしてしまえ、ということで、

          30分くらいで簡単に終わってしまう。運動会の後、アイスが出るのでおいし

          くいただく。Hさん、わざわざ買いに行っていただいてすみませんでした。

          今日は、どこにも出ずにのんびり過ごそうと思ったが、Gチャペルに写真を

          送っておこう。圧縮ファイルに入れて、宅ファイル便で送信。無線よ。

          切れないでくれ。無事の送信。

          お送りしたら後刻ご丁寧なお礼をいただいてしまった。ちょっと申し訳な

          い。どうもお礼のメールありがとうございました。

           その後、鈴木範久著『聖書の日本語』の続きを読む。読了。非常に良か

          った。新たな視点が得られた。3時過ぎに入浴。あすの出発に向けて、片付

          けに着手。あすの朝かける音楽を選択する。5時過ぎにスタッフとしてき

          ているK兄が入浴前に、さっき面白そうな本を読んでいましたね、と聞いて

          くださったので、鈴木範久著『聖書の日本語』のご紹介。聖書と日本語の

          関係、聖書を読みこんでいくときの注意点などについて、ちょっと立ち話。

          本当に、そうだなぁ、とお話を聞きながら考えるヒントをいただいたこと

          が多かった。

           夕食。美味しくいただく。埼玉県のK集会のYKさんと一緒の席になり、K集

          会の様子をお聞きする。今年もオープンチャーチとかするんですか、とお話

          を聞いたりする。面白いお話をお伺いする。夕食後祈り会。八王子から来ら

          れた男性信徒の方から、どこから来たのかと聞かれて、神戸です、とご回答

          すると、石浜さんという人がいたが、ということで、いやぁ、実はバプテス

          マのとき石浜さんにお世話になりまして、ということで、昔話に花が咲く。

          この世代の人は、石浜さんをよく知っておられるんですよねぇ。懐かしかっ

          たです。

           夕食後は、クラス分けをせずに幼稚科から、大人(70歳くらいの方)まで

          を集めてのジャングル・ドクターのお話。今日は、シマウマになりたかった

          ロバの話。元の話をかなり変更。まぁ、しょうがないでしょう。ジャングル・

          ドクターのお話は聖書じゃないので。臨機応変、自由闊達に。あぁ、リベロ。

          シマウマになりたくて、努力をしたけれども、結局ロバはシマウマになれな

          かった話にした。そして、このシマウマになりたかったロバは、天国に備え

          て努力をしている人間のようだ、というお話しにした。ニコデモの話を紹介

          しながら、聖書の約束は、イエスを信じることで、天国に行けること、そし

          て十字架でイエスと一緒に死んだ強盗も、信じただけで天国に行くという約

          束をもらった。永遠の命を得ることは、努力ではないことを説明。これが信

          仰のポイントであるとおもう。(晴佐久さん入っているなぁ、と我ながら思う。

          影響受けやすいんだから。まったく。)ちょっと早めに終わってしまった。

          子供も眠そうにしていたので、8時25分ごろ終了。皆さんお休みなさい。

          9時30分には部屋で爆睡。よい一日でした。
          2009.08.17 Monday

          軽井沢キャンプ  金曜日編

          0

             本日最終日を迎える。本当は、もう一日あるのだが、仕事の

            関係で、帰らないとまずいのでちょっと残念と思いながら過ごす。

            朝4時30分ごろ目覚める。眠いが眠れない。仕方がないので

            5時30分過ぎまでベッドでゴロゴロ。最後の放送の準備。なかなか

            かける曲が決まらない。結局Above Allから選曲する。6時20分放送

            室に入る。最後の朝の放送。朝の放送が終って、着替えをする。

            ラジオ体操の準備。雨が少し激しい。ラジオ体操は結局部屋の中で

            する。その後、放送で、朝の賛美の時間をするので、集まるように

            放送する。朝の歌の時間をする。今回ジャングル・ドクターの話を

            しようかどうか迷ったが、結局一般的な聖書のお話。イエスと一緒

            に生きることについての簡単なメッセージ。ナウエンの話を子供む

            けにしたような話。子供向けすぎるか。まぁ、いいか。あと、歌の

            時間として過ごす。

            8時少し前になったので、子供たちから順番に食堂に移動してもら

            う。食堂で最後の朝食のアナウンス。あー、もう一日いたいのに。

            仕方がない。

             朝食がむちゃくちゃおいしい。クリスチャン・ステッカーさんから、

            大人向けの集会のセッティングをするようにお願いがあったので、

            お話される方がいないのですが、と言ったら、ギュンターさんが来る

            ので、という話になる。じゃ、大人向けの集会をしましょうというこ

            とで、大人向けの集会を急きょ開催することに。


             朝食が終わるころには、雨があがる。雨が降っていないので、乗せ

            られる荷物は自動車に乗せてしまう。朝の祈り会。祈り会の後、また、

            ちょっと石浜さんの話で盛り上がる。9時40分。最後の集会案内の

            放送。今日は場所の入れ替え。高齢の方もおられることでソファーが

            利用でき、こじんまりした交わりをしやすいベテルを大人向けに開放。

            中学生は、集会所で。神奈川県のI集会の中学生の皆さん、群馬県N集

            会の中学生、Mさんのところの娘さん、我が家の子供で、基礎神学の

            うち罪についての勉強会。最初からしようかということを持ちかけたが、

            同じことをするのもどうかという子供たちの意見に押される形で、罪に

            ついての基礎教理を一通りテキストに沿ってする。テキストも悪くはな

            いが、自由度がないので、とテキストから勝手に逸脱しつつ、主に創世

            記の記事などを中心に聖書で言う罪の問題と救いの解説をする。

             少し早めに終わって、子供たちはバトミントンをしに行く。買い忘れ

            たお土産があったので、それを買いに一番近い、サワヤの旧軽井沢の入

            り口の店に行く。戻ってから最後のパッキングをする。ワーカーをして

            いる娘から、今日2時ごろの出発でよいか、と聞かれたので、それでよ

            いということに。少し余裕があるが、家内が部屋の掃除などをしやすい

            ように車に荷物を積みこむ。


             軽井沢での最後の昼食。サンドイッチとパンがおいしい。スタッフとし

            て働いておられるK兄がおられたので、興味を持っていただいた鈴木範久

            氏の「聖書の日本語」をお渡しし、参考になれば、とお持ちでないこと

            を確認し、中村敏さんの「日本宣教史」を進呈する。食後、「聖書とゲ

            ノム」の話をしたりと、有意義な視点をいただく。お近くの図書館で

            お借りになったそうで。なるほど。図書館でも置いているんだ。都立大

            近くで家庭集会をしている方たちが帰られる。昨夜の話が面白かったと

            言ってくださる。うれしいコメント。励みになります。

            ストーリーテラーとしては何よりうれしい。I集会の方が遊びに出発した

            ので、車が出せる。娘が出てきたので、2時より少し早めに出発すること

            にする。

             出発したら、軽井沢は、霧というよりは、雲の中。かなり濃い。霧がこ

            れだけ濃いと事故になりやすいので、道路状況がよく、交通誘導員がいる

            プリンスのアウトレットモールの前を抜けて、碓氷バイパス経由で御代田

            方面へ。御代田まで来ると霧が晴れてきた。御代田から、望月、佐久に抜

            ける。佐久のモールの南西側で道路工事をしている。工事渋滞。5分ほど

            で抜ける。佐久から、立科、和田町と抜ける。いつも、和田峠のふもとに

            ある道の駅で野沢菜を買って帰るので、今回も。ここの野沢菜が一番安い

            上においしい。5000円分くらいの漬物とキュウリやナスを買う。新和

            田トンネルに向かって、南へ。トラックが多い。追い越し車線で抜けるも

            のは抜いていく。新和田トンネルは路盤整備のために片側通行なので、

            20分ほど待ち時間を過ごしていた。新和田トンネルを抜けて、諏訪、

            岡谷方面に抜ける。諏訪まで降りてきたところで、雨が降り始める。雷も

            鳴る。ガソリン入れとかなきゃ。岡谷ICの前の出光で給油。道路は川のよ

            う。岡谷ICから入ったところ、大雨。あーあ。とりあえず中央道を名古屋

            方面に向かう。伊那ICまで来るとさすがに雨も時に小やみに。辰野PAで家

            内と運転手交代。一路南に。阿智PAで恵那山トンネルに向けての交代。

            スムーズに進む。恵那峡SAで一休憩。とりあえず、アイスクリームを食べて、

            40分ほど休憩。恵那峡SAに出発が午後6時ごろ。まだ明るいので、家内

            が運転するというので、運転を交代。小牧JCTを抜け、渋滞がないまま、

            名神へ。養老SAで交代しようかとも思ったが、多賀SAで交代。さらに西へ。

            京都付近で渋滞中というので、車の多さを嫌って、京滋バイパスへ。茨木

            ICを8時30分ごろ通過しようとしたころから雨。吹田JCT付近で大雨。

            雷も鳴っている。視界が異様に悪い。中国道で西に。宝塚IC付近でようや

            く小ぶりに。西宮北ICでは、雨があがる。神戸JCTまで行って、神戸西IC

            まで向かう。神戸西ICを9時30分ごろ通過。例年、名古屋付近で渋滞に

            会うが、今回はなし。ラッキー。とりあえず、この時間で食事ができると

            ころ、ということと、スシローのうどん105円を狙って、近所のスシロ

            ーに。キャンプの前にスシロー、キャンプの後にスシローと一体何だった

            んでしょうね。家に帰りついたら、10時20分過ぎ。車を降りたら、熱

            い。荷物を下ろす。あすの朝の牛乳がないことに気づいたので、牛乳をコ

            ンビニに買いに行く。戻ったら、11時過ぎ。

             ちょっと疲れたけど、いい軽井沢でした。よいリトリートになりました。

             今回、軽井沢では、鈴木範久著『聖書の日本語』とヘンリー・ナウエンの

            「すべてを新たに」読了。「すべてを新たに」は、もう一度深く読みたいな

            ぁ、と思っています。
            2009.08.20 Thursday

            ナチズムと聖書理解の関係を知るために

            0
              終戦記念日がある8月だからというわけではないのだが、

               ロバート・P ・エリクセン著
              古賀敬太・木部尚志・久保田浩 訳
              『第三帝国と宗教 ヒトラーを支持した神学者たち』  
              (風行社 7,200円+税)

              を中古で手に入れて読んだ。非常に興味深かった。神学者が

              聖書理解をしながら、ナチズムに巻き込まれていった過程、

              その主張のどの部分や個人のキャラクターによってどのような

              巻き込まれ方をしていったのか、ということを知ることができ

              非常に参考になった。

               危機神学などの問題とも関係するが、近代における聖書理解

              を考える際に重要になる、理性の問題と聖書理解の問題を考え

              ざるを得なかった。理性だけでは、とらえきれない時代の動き

              や雰囲気といったもの、あるいはその中で何を選択し、どう行

              動するのかということが問われるということを考えさせられた

              書物であった。

               理性に大きく依拠している信仰生活に傾きがちな私にとって

              は、歴史認識と時代認識を持つことが重要だと思われた。そし

              て、生きる中での決断という問題の重大さについても。

               そして、自らの聖書理解を批判的に考えていくことの大切さと。
              2009.08.24 Monday

              日本の信徒の「神学」

              0
                 不勉強にして知らなかったのですが、隅谷三喜男さんという

                労働経済学者の方がおられます。その方が教会の「キリスト

                教講演会」か「学習会」でお話しになられた話を本にした

                1冊です。

                 日本のキリスト教の歴史を戦後の激動の時代を生きてきた

                人が書いた日本における近代キリスト教に関する反省(考え)

                が書かれていて、非常に興味深かったです。

                 非常に学ぶところが多かったです。日本のキリスト教が

                いまだ未成熟であることが非常にわかると同時に、現代と

                いう時代を生きていく中で、どのように福音を語るのか、

                ということを考える上で参考になります。ある面で言うと、

                マクグラスの最近の主張を含め、日本人特有のキリスト教

                の問題をどう考えるのか、ということなども含めて、考え

                るためのきっかけを与えてくれます。

                 特に、戦後のキリスト教の戦争責任問題や、キリスト教

                の差別問題に関する視点を一部含んでいるので、参考に

                なるかもしれません。

                 現在、ぽつぽつと私が書いているブラザレン研究のブロ

                グにも、同種の視点を持った記事を書いていますが、その

                際は、まだ読みかけであったため、十分考えを膨らませて

                はおりませんでしたが、今書けば、もう少し違った考えで

                書けるかなぁ、とおもいますが、隅谷先生ほどの学識のな

                い私にとって、それは荷が重いなぁ、とも思います。

                いずれにせよ、推薦するに値する本です。お買い得度は

                星3つ中星3つです。

                2009.08.26 Wednesday

                キリスト教のライバル

                0
                  やんキー牧師こと水谷 潔さんのブログ 

                  命と性の日記〜日々是命、日々是性の記事にキリスト教のライバル

                  http://blog.chiisana.org/?eid=1248428

                  という記事がありましたが、これを見ながら思ったことが少し。

                  テレビ、とか、情報技術(ネット)、心理カウンセラーなんかが

                  上がっていたけれども、いろいろ考えたら、これは人間が考え出

                  したものや人間が作り出してきたシステムだということで、

                  技術は使いようなので、よくも使えるし、悪くも使える。

                  であるとすれば、結局、どう使うかが問題、ということに

                  なるわけで。

                   とすれば、一番の問題は、人間というか、そのうちに内在する

                  聖書用語でいう『罪』または『原罪』(sin)というか、神から離れ

                  ようとする心の動きが問題なのかなぁ、と思ったりしました。

                  でも、まぁ、目に見える形の一番のものは、テレビなのかもしれ

                  ない。


                  2009.08.29 Saturday

                  日本のキリスト教会(キリスト集会)について考えた

                  0
                    ここのところ、何冊かの本を読んだ、そして考えた。日本の

                    キリスト教会というかキリスト集会が特殊ではないか、とい

                    うこととその特殊性を考えた。

                    まず、最初に隅谷三喜男さんという方の日本の信徒の「神学」

                    という本のメタファーが面白かった。日本のキリスト教会は、

                    教会が二階建ての家のような構造になっていて、2階では

                    高尚な神学がそこに住む学者、牧師、教益者で議論がされて

                    いて、その姿を1階に住む信徒はちら、ちらっとみせられて

                    いるだけで、1階への影響がほとんどないという現状をモデ

                    ルとして提示しておられた。つまり、五臓六腑にしみわたっ

                    たような信仰生活を日本のキリスト者が送っていない、とい

                    う問題である。ある面、異教社会の中の少数派であるから致

                    し方ないという面もあるが、しょせん、プロテスタント派は、

                    100年ほどの歴史しかなく、キリスト教的な伝統がなく、

                    その世界観が支配していない社会であるが故の問題であるの

                    かもしれない。

                     このような問題意識は、

                    古屋 安雄 著 なぜ日本にキリスト教は広まらないのか

                    を読んだ時にも、
                     
                    中村 敏 著 日本キリスト教宣教史 ―ザビエル以前から今日まで

                    をよんだときにも、

                    中村 敏 著 著名人クリスチャンの結婚生活 
                      ― ルターから三浦光世/綾子夫妻まで ―
                    (ファミリー・フォーラム・ジャパン)

                    を読んだ時にも感じた。つまり、日本的な伝統をもとに聖書

                    を読み、ほかの人々の考えと照らし合わせて考えるという習

                    慣がないことが、特殊なキリスト教社会と聖書理解をうみだ

                    している様な気がする。

                    その結果、「教会生活の疲れ」という問題が出てくるのであ

                    ろう。この問題に関しては、

                    堀 肇 著 教会生活の「疲れ」とその回復

                    でも触れられている。本来的でない聖書の読み方を自己の問

                    題として自己批判的に考えず、鵜呑みにしてしまうところに

                    問題があると思う。

                     本来霊的な憩いの家であり、霊性の回復の場所である、教

                    会という場所が、福音宣教という戦場としてとらえられ、霊

                    性の成長を妨げている部分が日本のキリスト教会やキリスト

                    集会の中にあるような気がする。これは、伝統のなさがなせ

                    る結果、日本にキリスト教という一体がしみ込んでいないこ

                    とが原因かもしれない。継木型のキリスト教のおかしさのよ

                    うな気もする。

                     山田耕太著 『ダラム便り』 (すぐ書房)という以前読んだ

                    がその内容を十分味わえなかった本を改めて読んだ。イギリ

                    スという聖書の理解が多少歪みつつも、生活の端々に根付い

                    ている国の姿である。家庭が神の国のモデルとしてとらえら

                    れているということになるほど、と思った。そして、ディス

                    カッションを通じて、相手の考えを受け入れつつ、自己に批

                    判的な目を向け、自分自身の考え方を変えていく柔軟さ、と

                    いうことの大切さを感じる。

                     聖書の理解が十分体験的に理解でき、基本的な無理のない

                    信仰者の姿を作っていくことの大切さを感じる。宣教という

                    ことではなく、イエスの精神を手渡していく形、シェアして

                    いくスタイルの信仰生活の重要性を感じる。

                     その意味で、日本のキリスト教会やキリスト集会という形

                    で一般化して語るのは危険だが、それでもあえて言うなら、

                    日本のキリスト集会の一部に、ちょこっとだけ二階のある玄

                    関だけの薄っぺらな住宅と思える部分があるかもしれない。

                    その意味は、神学理解に対して否定的な目を向けるあまり、

                    2階部分が非常に弱い。ただ、狭い分だけ、2階と1階の

                    間の一体感はある。しかし、歴史を振り返り、信者を成長

                    させ、休息を与える家屋のリビングや寝室にあたる部分が

                    極めて小さく、とにかく伝道という外に出る玄関のところ

                    で、ちょっとだけ休息をとり、伝道しているようなイメー

                    ジがある。外に出る玄関だけは大きい。信者の成長のため、

                    自分を見つめなおしたり、過去を振り返ることをせず、未

                    来にだけ目を向けているような気がする。その意味で、バ

                    ランスがかけているのではないか、自分自身を反省してい

                    てそう思う。まず、自己の成長のため、教会の成長のため、

                    必要なリビングとベッドルームを作ることを考えるべきか

                    もしれない。物質的にまた文化的に豊かになった社会にい

                    る人々により豊かさを分かち合う教会に慣れれば、と思う。

                    ピーター・スキャゼロ著  情緒的に健康な教会をめざして

                    (いのちのことば社)をよみながら、まず、自分という信仰

                    者の家の構造のおかしさを反省し、自分たちの家の構造の

                    薄さや問題点を正確に反省することの大切さを感じた。そ

                    して家族とキリスト教会(集会)の在り方についても。い

                    たずらに現状の在り方を正当化するのではなく。そして、

                    他者を受け入れ、ともに成長するための仕組みというのか、

                    神の取り扱いを考えていくことの大切さを感じている。

                    イギリス人にとっての家屋のイメージは、何百年も直しな

                    がら何世代にわたり、時に所有者を変えながらも使い続け

                    変化していくものであるのだろうと思う。日本人の家屋の

                    イメージは、建てた人で終わり。スクラップ・アンド・ビ

                    ルドの家屋のイメージだと思う。アメリカは、もともと、

                    古いものがないので、古いものは高価で取引されるが、

                    そうでなければ、どんな豪邸でもスクラップ・アンド・ビ

                    ルドに近いと思う。

                     日本の教会は、どんな家にこれからしていくのだろうか。

                    日本のキリスト集会はどんな家にしていくのだろうか。

                    そして、自分はどんなキリストの家を建てていくのだろう

                    か。

                     いずれにしても、礎石はキリストであることには違いな

                    い。とはいえ、どんな家になるかは、建てる人の考えで変

                    わるのだろうと思う。建てる人の考え方は重要ではないか

                    と思う。礎石は一つでも、いろんな建て方がありえるので。

                    パウロが言うように。
                    2009.08.31 Monday

                    プラグマティズムを考える。

                    0
                       
                      のらくら者の日記というある牧師さんのブログがある。

                      この記事がむちゃくちゃ面白い。


                      http://seikouudoku-no-hibi.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-1cb7.html

                      今回の選挙で、民主党がバカ勝ちした件に関して、であるが

                      英国のブレア政権の成立、米国のオバマ政権の成立、日本の

                      民主党政権の成立をみて、国民のプラグマティズムに基づく

                      政権選択の結果ではないか、という視点で描かれていた。

                      そうであることを期待したい。ただ、どうも、バカ負けした

                      自民党総裁を選んでしまうような自民党的体質に、限界を

                      感じたプラグマティズムかもしれない。まともなリーダーと

                      なりそうな人たちを押しのけて、まともでない人たちが何ら

                      かの思惑で選ばれることに対する意思表明だといいが、マス

                      コミに踊らされていたのでは、という懸念も大いにあるよう

                      に思う。

                      北海道のM村さんとか、嫌いだけど、九州のK賀さんとか、

                      まだ、まともな人が落ちているのには、ビックらこいた。

                      本来、石川出身の元祖問題発言親父Mさんが総理をしたあ

                      たりから、おかしいと思う。孫がアイドルか歌手をしてい

                      る島根出身のT下さんは、どうかなぁ、と思う姿勢はあった

                      が下品な問題発言はしなかったもの。

                       日本が、民主主義の根本である対話と相互理解を重視して

                      プラグマティズムを持ち、良識的な判断をする国民となった

                      のだろうか。もう少し様子を見てみたい。

                       


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