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2009.08.20 Thursday

ナチズムと聖書理解の関係を知るために

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    終戦記念日がある8月だからというわけではないのだが、

     ロバート・P ・エリクセン著
    古賀敬太・木部尚志・久保田浩 訳
    『第三帝国と宗教 ヒトラーを支持した神学者たち』  
    (風行社 7,200円+税)

    を中古で手に入れて読んだ。非常に興味深かった。神学者が

    聖書理解をしながら、ナチズムに巻き込まれていった過程、

    その主張のどの部分や個人のキャラクターによってどのような

    巻き込まれ方をしていったのか、ということを知ることができ

    非常に参考になった。

     危機神学などの問題とも関係するが、近代における聖書理解

    を考える際に重要になる、理性の問題と聖書理解の問題を考え

    ざるを得なかった。理性だけでは、とらえきれない時代の動き

    や雰囲気といったもの、あるいはその中で何を選択し、どう行

    動するのかということが問われるということを考えさせられた

    書物であった。

     理性に大きく依拠している信仰生活に傾きがちな私にとって

    は、歴史認識と時代認識を持つことが重要だと思われた。そし

    て、生きる中での決断という問題の重大さについても。

     そして、自らの聖書理解を批判的に考えていくことの大切さと。
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