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2015.06.27 Saturday

Love wins AKA アメリカ連邦最高裁同性婚祭り ワズw

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    Love Wins祭り?
     本日は、当ブログや他のブログもLove wins祭りであった。4年ほど前に書いた記事にアクセスが集中し、Google先生にこちらはどうですか、とコンシェルジェされた皆様方が一気に当ブログのLove winsというRob Bell先輩がお書きになられた本の紹介記事「天国と地獄についてのユニークな本」に集中した。この24時間だけで400アクセス越えと集中したのである。それまで今月トップのN.T.ライト先輩著の「クリスチャンであるとは」の紹介記事をダークホースさながら大外からの大追走、一気にごぼう抜きしてしまった感があった。


    Love winsという今回の事件とは関係のない本の販売プロモビデオ

     このアクセス集中にビビって、なんでだろう、とお昼頃Facebookで投げてみたら、さっそくはちこさんが、ご親切にアメリカ連邦最高裁での同性婚を他州が認めているものであれば、それは全ての州において共同体としての共有財産権における合法性を認めるべきであろうとした判断を5対4の僅差で認めたからですよ、とご教示くださった。ありがたいことである。
     なお、このLove Winsという本に関して、日本語で取り上げているはちこさんの記事や、巣鴨の御大の大和郷の教会ブログ記事もアクセスが集中したらしい。

    同性婚についての連邦高裁裁定

     この連邦高裁の裁定は、あくまで、他州で認められ共同体としての共有財産権にまつわるのを尊重し、勝手に無効にするな、ということであり、すべての州でそれを直ちに法制度上整備せよ、とまで言っていないないことは、覚えておくべきではないだろうか。

     これまでも何度か紹介してきたように、アメリカはそれぞれの州政府の力が強いのであり、その州政府よりも、市などのより小さな自治政府の権限が強く、連邦高裁の裁定を一部無視したコミュニティも形成することが可能であることは付言しておく。


    Love Winsという語がつかわれた、連邦最高裁における同性婚に伴う財産権が法の目において平等に取り扱われるべきという裁判結果に関するCNNの報道

    同性婚がなぜアメリカでここまで問題になるか?
     基本的に、アメリカがキリスト教を背景として国家建設されていることを無視できないからである。基本的に、アメリカという風土に土着したアメリカ型キリスト教はそもそもがピューリタン国家の建設を目指して建国の基盤がかなり意識されているということもあり、非常に尖鋭化されたある種のキリスト教的宗教意識のもとに建国の理念があるからである。つまり、通常の世俗国家としての側面を見せながらも、かなり宗教的な国家だからである。このあたりのことは、このブログでも積極果敢にご紹介した、森本あんり先輩の反知性主義反知性主義をめぐるもろもろ)に詳述されているので、そちらをご覧いただきたい。
     確かに同性愛者にまつわる批判的な記述は聖書の中にあり、地獄ネタと同性愛者はキリスト教徒のうちに無関係ではないと思っている人々もいる。同性愛者は地獄に行くと主張される(そういう思い込みの)向きのキリスト教徒の方もおられるので、恐らくそれらの方々が根拠としていると思われる聖書の記載部分をあげておく。
    【口語訳聖書】ロマ
     1:19 なぜなら、神について知りうる事がらは、彼らには明らかであり、神がそれを彼らに明らかにされたのである。
     1:20 神の見えない性質、すなわち、神の永遠の力と神性とは、天地創造このかた、被造物において知られていて、明らかに認められるからである。したがって、彼らには弁解の余地がない。
     1:21 なぜなら、彼らは神を知っていながら、神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなったからである。
     1:22 彼らは自ら知者と称しながら、愚かになり、
     1:23 不朽の神の栄光を変えて、朽ちる人間や鳥や獣や這うものの像に似せたのである。
     1:24 ゆえに、神は、彼らが心の欲情にかられ、自分のからだを互にはずかしめて、汚すままに任せられた。
     1:25 彼らは神の真理を変えて虚偽とし、創造者の代りに被造物を拝み、これに仕えたのである。創造者こそ永遠にほむべきものである、アァメン。
     1:26 それゆえ、神は彼らを恥ずべき情欲に任せられた。すなわち、彼らの中の女は、その自然の関係を不自然なものに代え、
     1:27 男もまた同じように女との自然の関係を捨てて、互にその情欲の炎を燃やし、男は男に対して恥ずべきことをなし、そしてその乱行の当然の報いを、身に受けたのである。
     1:28 そして、彼らは神を認めることを正しいとしなかったので、神は彼らを正しからぬ思いにわたし、なすべからざる事をなすに任せられた。
     1:29 すなわち、彼らは、あらゆる不義と悪と貪欲と悪意とにあふれ、ねたみと殺意と争いと詐欺と悪念とに満ち、また、ざん言する者、
     1:30 そしる者、神を憎む者、不遜な者、高慢な者、大言壮語する者、悪事をたくらむ者、親に逆らう者となり、
     1:31 無知、不誠実、無情、無慈悲な者となっている。
     1:32 彼らは、こうした事を行う者どもが死に価するという神の定めをよく知りながら、自らそれを行うばかりではなく、それを行う者どもを是認さえしている。
      ここで注目しなければならないのは、1章25節の「創造者の代りに被造物を拝み、これに仕えた」という部分とその結果として、「それゆえ、神は彼らを恥ずべき情欲に任せられた」のであって、偶像崇拝が第1の最重要問題となっているのかではないかという疑惑である。しかし、一般には、27節の「その乱行の当然の報いを、身に受けたのである」だけが、必要以上に強調されて、ここでは、当然の報いとしか書かれてないことを、地獄行きとして理解され変えている聖書読みにおける一種の読み込みすぎ、聖書テキストの本分の主張を超える推測、乃至、かなり疑問の残る推量が行われている可能性がないか問題があるようにも思うのである。

     確かに、同性愛ではなく、偶像崇拝の結果の部分として、「不義と悪と貪欲と悪意とにあふれ、ねたみと殺意と争いと詐欺と悪念とに満ち、また、ざん言する者、そしる者、神を憎む者、不遜な者、高慢な者、大言壮語する者、悪事をたくらむ者、親に逆らう者となり、無知、不誠実、無情、無慈悲な者となっている」とは書かれているが、神から絶対に赦されないということまではパウロ先輩は書いておられないように思うのだが。それよりも、むしろ、神への立ち返りを進めておられるとは思うのである。まぁ、この問題は香ばしい問題を起こすので、この辺でやめておこう。

    同性愛者を批判したテレビ牧師が
    実は同性愛者だったという残念な事案
     同様の主張から同性愛者へのバッシングに相当する内容をご主張になられた方がおられる。以下の動画にあるテレバンジェリストであったTed Haggard先輩である。ハガード先輩は、以下に紹介するJesus Campというドキュメンタリー映画の一部としても採録された放送の中でご自身が同性愛者をご批判したにもかかわらず、男娼を買ったということで、その権威を失墜されてしまわれた。残念なことである。


    Jesus Campの中で同性愛者をバッシングした時のTed Haggard先輩の映像


    自己の同性愛傾向の存在を告白されたTed Haggard先輩の映像

    同性婚を巡る重要な見解

     ミーちゃんはーちゃんは、同性愛者ではないし、その傾向もない。個人的には、神が与え給うた性差は大事すべきではないかと思っている。基本、以下の動画で示した、NTライト先輩の意見に賛成である。
     


    同性婚について語るN.T.ライト先輩
    相補性に関する議論からお話である。


    香ばしいついでに、Tim Keller先輩の見解もご紹介

     どうもN.T.ライト先輩の概念にKeller先輩のご見解も近そうである。まぁ、このあたりが、極めて常識的な対応ではないかと思われる。





    評価:
    森本 あんり
    新潮社
    ¥ 1,404
    (2015-02-20)
    コメント:アメリカを理解するには必読本

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