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2014.09.06 Saturday

続 教会に中学生の皆さんが減ったかもしれない理由 (2010年平日土曜編)

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      FB上のお友達のS先生から、中学生は平日も忙しいのでは、とか、M先生から、土曜日は?とかいうコメントいただいたので、ついでにやってみました。ただ、1975年はデータ疲労のめんどいので省略。今時点の中学生さんの動きを追ってみました。

     今回は%表示です。

    中学生の平日の学習状況

    まず平日から
    平日学習
    図1 平日の場所別時間別学習者比率

     図1は平日の中学生の時間帯別の学習場所を示したものである。この図からは、中学生の学校での15時くらいまで拘束されていて、17時くらいから学校での時間を過ごすものの比率と自宅等で時間を過ごすものの比率が逆転する。18時以降は、塾ないし自宅で学習するものの比率が急速に向上する。9時台が中学生の自宅ないし塾での勉強時間のピークとなっている。18時以降20%を超えていて、9時ころピークを迎え40%の中学生が、塾ないし自宅で勉強していることとなる。まぁ、塾だとは思うけど。

    土曜日の中学生の
    時間帯別場所別による学習状況

    土曜日学習
    図2 土曜日の場所別時間別学習者比率


     では、土曜日がどうなっているのかを示した図が、次の図2であり、自宅ないし自宅外で勉強しているものは、おおむね9時以降5%から13%程度の間で、時間的に変動している。

     しかし、この図を見ていて面白いのは、土曜日の朝でも中学生の40%ぐらいが学校にいるし、8時から16時くらいまで学校にいる生徒は20%を超えている。中学校の先生には、土曜日はない人が多いのだろう。せっかくの週休2日だというのに。

    中学生と雑誌、書籍などの
    文字系メディアの接触

    メディア

    図3 土曜日の中学生の新聞 雑誌、マンガ、本の時間帯別接触率


     新聞は、1%といっても、サンプルが83サンプルなので、一人見ているか見てないか、ですね。新聞、人気ないなぁ、
     雑誌マンガ本に至っては、三つまとまっても、83人中4〜5人が見ている程度、活字離れは、すでにマンガまで入れてもこの状態。中学生向けの児童書とかって発想もあるけど、もう、キリスト教関係では、さらに市場が小さいので、無理かもしれない状態。

    土曜日の中学生の
    テレビ・ネットの視聴状況

     じゃ、テレビやネットはどうよ、って話になりますよね。

    テレビ ネット

    図4 土曜日の中学生のテレビ、ネットの時間帯別接触率


     テレビは、午前7時くらいから10時くらいまで15%程度の視聴している中学生がいるが、午後からは5%程度で推移する。18時以降、急速に中学生でテレビ見ている生徒の比率が増加し、午後9時には、40%超の中学生は何らかのテレビを見ている。日曜日のピーク時間が19-21時であるのに比べ、土曜日は、21時台のみが鋭いピークを見せており、その意味で日曜日19-21時台が中学生の中での一定の視聴が期待できる時間となっていることがわかる。
     ネットについては、午後5時以降5%以上で推移しており、土曜の午後5時から23時あたりが、中学生にとって趣味でインターネットを触る時間のピークタイムとなっていることがわかる。この段階では、スマートフォンの普及時期なので、この5年間でどう変わったか、の調査が待たれる。

    レジャー活動全体について

    レジャー

    図5 土曜日に中学生でレジャーとして時間を過ごしているものの比率

     この図5を見ていると、土曜日にレジャーをしている生徒の比率は、ピーク時の14-17時でも35%程度しかない。前回の記事では、日曜日の午後4時ごろ45%以上であったから、土曜日の午後が、ユースにとってのゴールデンタイムというわけでもなさそうだ。

     しかし、現代の中学生って、すごく忙しいのね。土日の午前は学校で、レジャーができるのは、土曜の午後2時以降5時まで、日曜の午後2時以降5時ごろがピークって、結構厳しいよねぇ。現代人はテレビが欠かせないっていうけど、中学生がテレビ土曜日に見ているものの比率が多いのは、夕方6時以降10時までなので、こういうタイムスケジュールで行動している中学生伝統ってのは、それなりのものがあっても、中学生はそこに参加すらできないのかもしれない。




     

    コメント
    データのとりまとめと解析、おつかれさまです。

    現役中学生の息子をもつ親の実感では、
    おっしゃるとおりかな、という感じです。

    もちろん、個人差や地域差もあると思いますが。



    教会に中学生が来る、というのは、
    ほとんどの場合、時間があって、興味があるからくる、
    ということではないのだろう、と思います。


    むしろ、友達に誘われたから、とか、
    親がいけというから、とか、
    あこがれの先輩に会えるから、とか…

    時間はないけれど、時間をつくって顔を見せるような、
    そういうつながりのもつ力が大きいな、と思います。




    だからなんだ?ってことなんですが。
    そこは、次の記事で考えてみてもらえたら…
    • のぶ
    • 2014.09.08 Monday 14:15
    Nobu先生

    わざわざのコメントありがとうございました。

    データは、本から手入力しましたが、それ以前の紙の調査紙から起こす作業はNHK放送文化研究所さん(というよりは、そこから外注を受けたコンサルタント会社)で恐らくは派遣さんにお願いした作業で入力された感じだと思います。

    この記事は、お友達になってかまっていただいているS先生とのFB上でのコメントにインスパイアされたものでございます。思いますに、これまで日曜学校関係の専門誌でも、この種の分析がされた形跡がございませんでした様ですので、一般論としてしていったものでございます。

    ただ、ご指摘のように、日曜学校、教会学校に集まる要因というのは、最初にだれか友人がいた、その友人から誘われた、とか、小学生時代に親から行けといわれて、なんとなく友達がいるとか、という要因はあろうかと思います。しかし、そうであっても、年齢層が進んで塾やクラブで拘束されると、次第に足が遠のくというのは、過去いた教会でも経験したこともございます。

    もちろん時間があるから、ということでは来ないにせよ、着やすい時間もある程度考える、ってことが大事かもしれません。教会側の論理で日曜日の午前、っていう制約が果たして妥当なのか、ということの問題提起でございます。

    ご希望にこたえられるかどうかは不安ですが、ご指摘の件に関して、妖怪ウォッチ、ファミコンなどやポケモンゲームなどと教会学校との相似性などの分析も、ご要望に応じたいと思います。ご希望に沿う形かどうかはわかりませんが。

    コメント、ありがとうございました。
    • ミーちゃんはーちゃん AKA かわむかい
    • 2014.09.08 Monday 22:46
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