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2014.04.22 Tuesday

書評 八木谷涼子著 もっと教会を行きやすくする本(その2)

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    さて、前前回に引き続き

    八木谷涼子著 もっと教会を行きやすくする本

    の書評の続きいたしたく。なんどもいうが、このブログは、Ministryキリスト新聞社のステマブログではござらん(くどくてスマソ)。「福音の再発見」のステマブログではあるけれども。「福音の再発見」については、中の人なので。

    新来会者にも優しいハイテク礼拝

     新来会者にも優しいハイテク礼拝(p.45)では、最近話題の小保方女史の反論会見で有名になったマイクロソフト社のパワーポイント(c)を利用した、礼拝が取り上げられているが、これ、意外と重要なのである。(ちなみに、「STAP細胞はありまぁすぅ」が有名になった春の小保方さん祭り(小保方さんの反論会見)の日のニュースステーションを見ていたら、あの超有名キャスターはマイクロソフト社のパワーポイント(C)を知らない、と吐露されていて、自ら情弱であることを暴露していた…びっくりしたなぁ、その情弱っぷり。年齢が年齢だから…)

     説教でのパワーポイントの利用は、聖書の引用箇所もスライドで示すようにすれば、新来会者のみならず、経験の浅い信者の方が聖書を開くのに手間取る、ということから発生する説教者のストレスも、かなり軽減される、という側面はあります。ただ、スクリーン表示する色とか文字の見やすさ(一枚のスライドに書く分量)を工夫しないと、信徒からの苦情が寄せられる可能性が大でありますけど。

     具体的には、パワーポイントでの聖書の文言をそのまま表示する欠点は、文字が詰まりすぎて、読めなくなる、スライド数が、増加するという点があって、かえって読みにくくなるという面はあるのですね。確かに。それとスライド数が多くなると、説教者が慣れてないと、スライド探すのに苦労します。多分。

    Preziというプレゼンソフト

      ところが、Prezi(無料のクラウド型プレゼンツール。無料利用の場合、すべて公開が原則。どうせ、説教は教会内だけに向かって発せられるのではなく、神のことばに基づいて世界に向けて発せられる、宣言されるものであるはずなので、公開であることは、かえって教会向きではないか、と思うのですが)だと、マウスのホイール操作で拡大縮小自由自在なので、結構便利なんですよぉ。

     一応、ミーちゃんはーちゃんの説教原稿をサンプルとしてご紹介しておこうかと。
    ご覧になられたい方は、以下のStart Prezi の再生ボタンを押してね。
    字が見にくい時は、マウスのホイールを前に。引いて少し広い範囲をみたいときには、マウスホイールを手前に引いてね。マウスをドラッグするとドラッグした先のその方向にあるものが見えますよぉ。




    職務質問もどきの質問の嵐
     さて、新来会者とお知り合いになりやすい教会ない行事としてコーヒーアワーなどがあるが、これに関しても、ユニテリアン・ユニヴァーサリストチャーチの資料を引用しながら、避けるべき質問例として、

    聞いてはいけない質問

      「年はいくつ?」
     「はじめて来た方?」
     「お仕事は?/学校の何年生?」


    といった、警察官の不審者尋問や職務質問もどきの質問や「もっと若い人に来てほし い」というコメントがNGであることを示しておられる。聞く方は、会話の糸口がほしくて悪気なく聞いているんでしょうが、福音派の一部の教会では、年長の女性信徒の方(お・つ・ぼ・・・様に見える)による職務質問より激しい質問の嵐にさらす教会があるらしい、とか風のうわさに聞いたことがあるようなないような。よくは、知らないけれども。

    Webによるアウトリーチ

     あとは、教会のアウトリーチの方策として、近年最も重要なメディアになりつつあるWebメディアで人々が求める情報がなんなのか、ということがp.69には書かれている。これは参考になる。一番ワロウタのは、同ページの「探したけどサイトがない…?」の部分である。

    その中の一項目に、

    □ネット否定の神学に立つ?


    があった。もう、コーヒー吹いちゃったじゃないですか。読みながら。八木谷さん。

     どうも、風の噂によれば、ある教会では、コンピュータやインターネットは悪魔の世界のものなので、信徒が触ることもしてはならない、という究極の コンピュータ否定神学に立つ教会もあるらしい。某福音派で…。どこかはよく知りませんが。

     いやぁ、コンピュータ否定派神学の教会群(アーミッシュ見たい) も、ミーちゃんはーちゃんにとっては、大事なコーパスクリスティの一部の方々、ご意見は尊重いたします。「みーちゃんはーちゃんのことが嫌いでも、コンピュータを嫌いにならないでください。」と前田敦子嬢のように言っておこう。

     まぁ、このアーミッシュについて、20世紀を代表する新約学者のお一人FFブルース先生のことばを再度孫引きで引用しておこう。これは、メードインジャパンのキリスト教(以下のリンク参照)で知った。

      共同体が従来の環境から新たな未知の環境に移植される際によく見受けられるのは、伝統の固定化、あるいはまさに化石化ともいうべき重大な局面である。伝統を移植当時の型通りに残そうとこだわることによって、共同体はアイデンティティと安心感を保とうとしているのかもしれない。もっとも有名な例は、おそらくアーミッシュだろう。なぜ有名かといえば、その伝統が彼らの生活様式全般を形成しているからである。しかしそこまで包括的でないものも考慮に入れるなら、これはごくありふれた現象である。
        (中略)
     古くから定着しているなじみ深い教会の中に留まるほうが安全で心地よい、と感じるものは多い。明るくなると、いつくしんできた伝統の不具合―暗いままなら隠しておけた不具合―が照らし出されてしまうかもしれないのだ。
     マーク・R・マリンズ著 高崎 恵訳 トランス・ビュー, pp. 10-11. オリジナルは、上の訳書の情報によれば、Bruce, F.F., Tradition Old and New,(Exetor: Paternoster Press 1970),pp. 17-18.

     し、弛緩した礼拝!?

    弛緩した礼拝(p.77)では、

     緊張感のない礼拝に首をかしげてしまうこともあります。

     (中略)

     予定されていたプログラムが飛ばされる。オルガンは立派なのに、奏楽総額担当者の腕前が追い付いていない。週報の一部が先週の情報のまま、などなど。


     あー、うちのことか?週報のコピペ…とグサグサ。コピペは小保方さんだけの専売特許ではありません…(ちゅど〜〜ん)

    ここでもまた大学との類似性
     弛緩した講義…。一部にですよ。一部にそういう講義があるとかないとか。10年以上前の講義ノートを延々講義するとか、金融論で、スワップ取引、オプション取引とか一切出てこず、マルクスにおけるドイツ金融資本に関する解説で終わる講義があるとかないとか。
     まぁ、大学ももともとは、教会から出たので・・・  

      ちゅど〜〜〜ん。ちゅど〜〜〜〜ん。


     関口先生とFBで話しているうちに思いついた大学と教会の違い。弛緩した時間が流れてたりする講義や礼拝があったり(すべてがそうだ、と言ってませんからね。読者は注意するように)、後ろから席が埋まる点は同じだけれど…

    大学と教会の違ひ

    大学 
     構成員が若い人が多い分だけ、にぎやか。
     カラフル。
     ハツラツ感が漂う。
     元気ハツラツ、オロナミンC。
     私語がかなり続く。
     大体5年で聴き手側が入れ替わる。

    教会
     構成員に年配者が多い分だけ、やや静か。
     土色(茶色やグレー)。
     なんとなくゆったり感が漂う。
     ダイドーブレンドコーヒー(かなり甘い)。
     私語はないが、時に、週報をめくるパラパラいう音や聖書、
     讃美歌が手元から落ち、どがん。という音が聞こえることも。
     イビキが聞こえることもごくまれに。
     大体50年で聴き手が入れ替わる。

     全部の教会がこうだ、とは言いませんけど。

    替え歌大会

    最後に替え歌をワンフレーズ。島倉お千代さんの名曲。
    「人生いろいろ」のさびを一節。


     教会 いろいろ 大学 いろいろ
     牧師だって いろいろ さきみだれるの。


    次回、あるキリスト教会群での葬儀をめぐる悲喜こもごもなど。衝撃の事実が明らかに・・・そして、書評らしい書評もちょっこし。


    次回へ続く


    (次回は土曜日公開予定)

    評価:
    マーク・R. マリンズ
    トランスビュー
    ¥ 4,104
    (2005-04-28)
    コメント:大絶賛。日本のキリスト教需要を宣教師の子供の方が宗教社会学的に分析した本。やや、内村の無教会派の分析に力が入りすぎ。

    評価:
    八木谷 涼子
    キリスト新聞社
    ---
    (2013-11-22)
    コメント:おもしろ〜〜〜〜い。

    コメント
    はじめまして、meekともうします。
    はちこさんのブログのリンクからやってきました。
    記事の中の説教も読ませていただきました。
    Preziの紹介のために掲載されたことと思われますが、説教の内容にもとてもアーメンと励まされました。

    「福音の再発見」も愛読しているのですが、この説教を見て、「なるほど、このように適応し実践してゆくのか」と思わさました。

    「福音の再発見」は発刊して結構早い時期に購入し読んだのですが、最近発刊されるのにこういう経緯があって、はちこさん来日の集まりがあったことなど、気付いていなくて、遡りでネット情報を読み続けています。こちらのブログも情報量の豊富さに驚きながら読ませていただいています。すごい高度なことがユーモアたっぷりに書かれていて、楽しみながら読めます。私など生真面目すぎて天然ボケと良く評される人間なのですが、これから、固い頭をほぐされながら、楽しみながら学ばせてもらおうと思っています。よろしくお願いいたします。
    • meek
    • 2014.04.24 Thursday 10:39
    meek様 コメントありがとうございました。

    え、説教の際の資料まで、ご覧いただいた。あー恐縮でございます。

    あれ、Preziって面白いでしょ、これ、無料で使えるんですよ、ってことだけをご紹介したくて、あげてあるんです。でも、楽しんでいただけたらなによりでございました。

    あ、上のが面白いと思われたら、こんなのも…

    http://prezi.com/9kg8v2guxcft/?utm_campaign=share&utm_medium=copy

    って調子くれてますね。大変失礼しました。

    >すごい高度なことがユーモアたっぷりに書かれていて、楽しみながら読めます。

    おほめの言葉いただき、感謝です。でも、私、牧師でもなんでもない平信徒なんですよ。月に数回講解説教する程度の。それも下手の横好きで・・・。高度なことは、小嶋先生や、鎌野先生、上沼先生、高橋秀典先生のコピーにすぎません。

    おかしいのは、私がThe Simpsonsをこよなく愛する関西人だからでしょうねぇ。多分。あと、柔らか頭人種だから、ってのもあるかもしれませんけど。本職で行っていたThe Simpsonsの作家たちが出た学校での秘書さんからは、Truly Extremely Absent Minded Prof. というタイトルをいただくほどでして・・・。鍵をいつも部屋に入れてロックインするので最後はあきれられていましたね。秘書の部屋をノックすると、「また、これ?」ってマスターキー出されるほどで。

    今後とも、よろしくお願いいたします。
    • ミーちゃんはーちゃん AKA かわむかい
    • 2014.04.24 Thursday 12:10
    早速のお返事とリンクの紹介をありがとうございます。

    リンクのご紹介、たいへんうれしいです。リンクと「もっと」というのをクリックすると、すごいたくさんでてきました。すごいですね、すごいです。これからゆっくりと学ばせてもらおうと思います。

    >私、牧師でもなんでもない平信徒なんですよ。

    私、十年ぐらい前に「プリマスブレザレン」という存在を知って、(主に「同胞教会」というホームページを通して)すごく興味をもって、いろいろ読んだのです。そこで読んでいた内容と照らし合わせると、上記の言葉は、すごく謙遜な言葉に感じます。

    ちょうどその頃、保育園に行ってた娘を妻が無料のキッズイングリッシュ教室に一回行きました。きっとこのブログにリンクされている集会で行われていたと思います。

    その娘もこの春、高校生になりました。受験日は家に帰ってできなかった〜と大泣きしていました。でもなんとか受かって、それに懲りたのか、今から3年後の受験を意識しているようです。

    今のところ、自分が住んでる県立の大学を目指してみようかな?と思っているようです。

    そんなこんなで、神様の摂理を感じて、ブログを読ませていただいています。
    • meek
    • 2014.04.24 Thursday 13:55
    meekさん

    早速のコメント、ありがとうございました。

    気にいっていただけたら、幸甚です。一部世俗の仕事のスライドも入っておりますが。

    あー、同胞組合、あれ、私の畏友のTさんという私の仲よくしていただいている方がやっているサイトだったんですよ。

    子供英会話、10年くらい前ですね。懐かしいですね。うちの子たちも参加してましたが、いずれももう大学に言っております。懐かしいですね。

    そうそう、今週の日曜日午後1時30分からは、Preziを使った聖書のお話しをいたしますので、もしよろしければ、お越しください。ライブでご覧いただけます。


    いまも、芦屋市近辺にお住まいでしたら、よろしければ、お越しください。いつからでも大丈夫ですよ。聖餐から参加される際は、信者なんですけど、参加させてもらっていいですか、って言ってもらえればスムーズにご参加いただけます。

    まぁ、そちらの教会もおありでしょうから、御無理ないように。



    日曜日の時間は
    http://ashiya-megumi.at.webry.info/201308/article_1.html

    アクセスはこちら
    http://ashiya-megumi.at.webry.info/201012/article_1.html

    それではよい週末をお迎えください。


    • ミーちゃんはーちゃん AKA かわむかい
    • 2014.04.24 Thursday 21:46
    川向さん、

    私、Preziを拝見しようとして、一生懸命クリックしていたら、どんどん小さくなっちゃって、最後には見えなくなってしまいましたよ。What have I done wrong? (泣)

    そうだ、川向さんもmeekさんも神戸でしたね!!
    ぜひお二人の交わりが祝されますように!
    • はちこ
    • 2014.04.25 Friday 01:21
    はちこさん、実名ばらしたら… 津の服部先生大書しちゃったんでもう、隠してても、しょーがないんですけど。

    謎っぽいほうが面白いでしょ。

    多分マウスの操作がマックとWindowsで違うんだと。マック触ったことがなかったので、マックのマウスって、いまだにボタン一つですよね。

    Windowsだと、再生ボタンを押すと、画面下部に黒いバーが出て→を押すと先に進み、画面下部の黒いバーで←を押すと、元に戻るなんですけど。

    こういう画像系のものの操作って、現物環境見ないとわかりにくくって。日曜日に教会の若者で、マックヲタがいるので、その子に聞いてみます。

    そーいえば、このこと書きながら、700キロ先の筑波にいた大学の先生に、電話でWindows3.1 時代にLotus1-2-3の操作方法を教えた悪夢がよみがえった。それも、自分の環境はExcelなので、手元にLotusの環境ない中で…。あれは悪夢だった。

    ご教示感謝いたします。
    • ミーちゃんはーちゃん AKA かわむかい
    • 2014.04.25 Friday 04:55
    >ミーちゃんはーちゃんさん(ってよびかけていいでしょうか?)


    礼拝のお誘いをありがとうございます。礼拝では聖餐が重んじられているのですよね(同胞組合ホームページ情報)。「福音の再発見」の福音の文化をつくるということと、つながっているようで、いいな〜と思います。

    確かに日曜日に参加するのは今は難しいかもしれません。でも、いつか参加できればいいなと願っています。

    >あー、同胞組合、あれ、私の畏友のTさんという私の仲よくしていただいている方が

    そうだったんですね。
    メールでも何度かやりとりさせていただきまして、掲示板でも3年ほど前の私の書き込みがまだ新しい情報で残ってるようです。お忙しくされているようですね。

    >はちこさん

    祝福のことばをありがとうございます。神様の摂理の御手をを感じています。
    • meek
    • 2014.04.26 Saturday 00:06
    meekさま

    再度のコメントありがとうございました。

    ミーちゃんはーちゃんさんとぜひお呼びくだされ度。

    お鹿殿は、ミーハーさんとか、畏友の「Samたん」からは、ミーハー氏とかで呼ばれてますから。呼びやすいもので…。

    ハイ。うちでは毎週聖餐です。それも信徒から信徒にパンを手渡しする形の。つい最近まで気づかなかったんです。そのことの重要性に。ナウエン読書会なんてのも明石でやってまして、そこで、最後の晩餐のシーンのナウエンの霊想を読んでた時に、パンを信者から信者に渡すことは、信者は他の信者に仕えられ、仕えられた信者は今度は別の信徒にパンを渡すことで、他の信徒に仕える。仕え会うコミュニティが形としてできていることに気付いたんです。その中で、パンに象徴されるイエスが移動していく。これ、わかったときに不思議な気持ちになりました。

    ではまた、タイミングが合う時にでも。なお、明石の読書会は、こちら。

    http://henrinouwen.jugem.jp/

    どなた様も歓迎しております。

    同胞組合の管理者の彼、いま、日曜日には、午前午後と2か所で責任を負ってます。あと、いろんな雑用の多い仕事も、それしながら学校にも通っているし。去年は3か所で責任取ってたし。いまはご結婚されてかわいいお子さんがお一人。お忙しいけど、充実されておられるようです。先日は、彼のところに行き、押し掛け説教をしに行ってまいりました。1日2回でした。最後は通訳者がいなかったんで、英語でしゃべり、日本語でも、一人交互通訳ってなりましたけど。

    では、また。お元気で。

    • ミーちゃんはーちゃん AKA かわむかい
    • 2014.04.26 Saturday 05:33
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