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2009.06.06 Saturday

この本は素晴らしい

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     この本はとても素晴らしい。

    アメリカにおける神の国 H・リチャード・ニーバー 聖学院大学出版会 柴田文子訳

    あるブログ、というよりは、あめんどうさんのブログ「本を枕に―スピリチュアルな日々」で紹介されていたクリスチャニティ・トゥデイ誌が選んだ20世紀の神学書ベスト100の中に出ていた「キリストと文化」(日本基督教団出版局 現在在庫切れか絶版で注文不能・中古で13,000円以上する)が入手ができなかったので、その代わりと言っては何だが、この本を注文して読んだ。なお、キリストと文化は英文で読む予定。

    アメリカ人が、アメリカを神の国と思い込んでいる理由、アメリカ人がGod bless Americaと叫ぶときに私が感じる違和感の理由がよくわかる。アメリカ文化を研究する人たち、現在の日本の中のキリスト信仰の中からアメリカ文化の影響を除くためには、この本を読んでおいたほうがよいかもしれない。

    一部記述を紹介。
    「選ばれた民、約束の地というテーマのすべての変種が、後世 ―特に危機の時代― に賛美されたとき、人は再び、アメリカ人はキリスト教の中に社会的信仰を見出し、またそれを形成したと主張する誘惑に駆られる。」(アメリカにおける神の国 H・リチャード・ニーバー 聖学院大学出版会 柴田文子訳 p27
    「このようにしてアメリカにおける神の国は、アメリカこそ神の国であるととらえられることになる。普遍的概念が個別化されるのではなく、特殊が普遍化されるのである。」(同p28)

    え、これ、ジョージ君(ダボヤの方のブッシュ君)のことじゃん。と思ってしまった。恐るべし、ニーバー。ちなみに、このニーバーは、社会的福音で知られたラインホールド・ニーバーではありません。この本を書いたのは弟のほう。1937年の作品です。

    また、教会論を考える上でも、この本は参考になる。ちなみに教会論で有名なボンフェッファーは、兄のニーバーの方の弟子らしい。

    ダボヤことジョージ君は、この本を読んだのかしらん。読むわけないか。
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