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2011.06.28 Tuesday

皆さん、いろいろと考える素材をありがとうございました。

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     前回の記事で、大和郷にある教会の小嶋先生におねだりしたら、非常にご丁寧が回答を小嶋先生のブログの記事としていただいきました。小嶋先生には、私の意を十分くんでくださり、ご丁寧な回答をいただき、ありがとうございました。大変参考になりました。とりわけ、先生がお若いころの教会内での取り組み、ということは、ティーネイジャーの信仰の自立環境を考えてやりたい子供と暮らしております私にとりまして、非常に参考になりました。

     また、応答していただいたものを拝読していて、一番言いたかった部分、自派の信仰スタイルに対する疑念をもつということの意味、それを相対化して考えることの部分、そして、自派の信仰スタイルの継承自体が信仰の継承ではないこと、ということに焦点を当てていただいて、ありがとうございました。

     ご指摘いただきました通り、さまざまな文化的、政治的、社会的コンテキストの違いによる世代間関係の並立(対立)ということが、教会内で問題になるでしょうし、その結果、ご指摘されていたような既存教会の枠組みではとらえにくいようなイマージェントの実態をとらえにくい共同体(ムーブメントという方が正確でしょう)が登場するようなことが起こるのかもしれません。イマージェントのような、非常に緩やかな連携としてのキリスト者集団がバーチャル環境下で登場しているのも、既存教会内では、そのような動きを内在化できないからなのかもしれない、とも思います。ただ、個人的な関心としては、イマージェントのようなキリスト者共同体が、実態としての地域に実在する教会とどのようにかかわり、どのようにその教会によって受け入れられ、地域に実在する教会をどのように変質させていくのか、ということに、ミーちゃんはーちゃんは、非常に関心をもって考えております。

     ある面で、イマージェントのような集団は、一種のゲリラ的な組織(正式な組織を作ることなく、なんとなく共通の関心でまとまっている姿が見えない共同体)であるがゆえに、既存の教会からすると不気味に見えるのだろうと思います。とはいえ、このようなイマージェントという既存の価値観とは違う人たちをどのように教会の内部に併存させていくのか、多元的な意識や価値観をもつ人々がともに存在するコミュニティとしての教会とはどのように考えるのか、そのコミュニティについて、聖書からどのように考えていくのか、考えたいなぁ、そして、さまざまな人々がともに神に向かうコミュニティとはどのようなものか、ということが、現在の私にとっての一つの課題となっています。


     小嶋先生ご自身の神学校での教育経緯と信仰スタイルの相対化をどう考えるのか、ということについて、お示しいただきまして、ありがとうございました。実は、私と家内は、自派の教会に行くのが困難な状況におかれた中で、他の信仰者共同体に短期的に滞在することで、自己の信仰スタイルを根本的に、そして、批判的に見直すことにつながりました。この短期留学ともいうべき体験がなければ、自己の信仰ということを客観的に、そして、時に批判的に考えることもなく、相対化することもなかっただろうと思います。以前、このブログにコメントをいただいたHKさんは、普通の社会人として、ほかの人たちとの交流を通して、自身の信仰を相対化客観化しておられる、とのコメントを以前頂戴いたしましたが、ミーちゃんはーちゃんのように、自派の中の方だけとのお付き合いが多い場合、どうしても、自己のキリスト者共同体固有のことと、キリストの体、と申しますかコーパスクリスティと申しますか、キリスト者世界と申しますか、広いキリスト者共同体としてのコモンが何であるのか、という問題意識にぶつかることがなかったように思います。

     コメントいただいた、YY様には、このような短期留学の経験は集会ジプシーにつながるのでは、というご意見をたまわりましたが、ご指摘のような懸念は私にも確かにございます。それは、消費文明に大きく影響を受け、選択の自由度が高まった社会環境で個人の感性に合う賛美や礼拝スタイル、自己の耳に都合のよいことだけを聞けるという非常に短絡的な理由で、参加する教会をかなり自由に選択する信仰者の登場につながることもある、という水谷先生のご指摘と同一の視点からのご懸念、と思います。また、これは米国で実際に見聞きしたことでもあります。

     ひかるさまの非公開コメントでは、ご自身の三代目、四代目のキリスト者としてのご感想をお語りいただいております。非公開をご希望なので、公開いたしておりませんが、拝見しながら、じわじわと考えております。ご指摘いただいた問題は、自主的な信仰の確立が十分に行われていないメキシコ系のカトリックの方々とのお付き合いの中で、その実情を体験いたしました。私共がおりました教会には、マルチカルチュアルの環境の社会において、ヒスパニック系カトリックの方々にイエスを直接知るという経験を伝えたいという使命を感じておられるパスターがおりましたので。

     信仰者がコミュニティの中で神と共に歩む民とともにあることで、成長するための示唆を受けることができる(それが牧師や責任者だけからとは限らない)とは、私個人は思っていますし、だからこそ、特定の教会にとどまる、ということは重要だと思うのです。もちろん、それは、小嶋先生がお書きになられた表現を用いれば、摂理的配慮を信者がどのように考えるか、とつながっていく問題だとも思います。摂理的配慮は、大事にすべきものとも思います。ただ、それも、個人的な神との関係において、どのような節理があるのか、ということを考えていくことが重要なのかなぁ、と思います。

     しかし、現実には、そのキリスト者集団の人数や年齢構成、さまざまな構成員の人的要因によって、疑問に思ったこと、なんとなく思っていることなどを個人としての信者間交流の中で直接聞けない(聞いたところで、共通理解や問題意識の共通性がないために、適切な回答が得られるとは限らない)あるいは意見交換できないことが、意外と多いのではないか、とも思います。実は、こういった意見交換の機会というのは、教会では意外と少ないのではないかなぁ、と思うのです。私にとって、現在、そんな状況におります。

     だからこそ、ネット上で、意見を投げてみて、意見交換がそれぞれの人々の関心に応じて可能であるからこそ、イマージェントのような動きがあるのではないか、と思います。そして、それを可能にするネットというインフラストラクチャーにより、その存立の可能性が一気に広がったのではないか、と思います。

     私自身、水谷先生のブログ、小嶋先生のブログ、のらくら者の日記のH先生のブログ、南の島のブログ王子こと久保木先生のブログ、松ちゃん様のブログ、YYさま、HKさま、ひかるさま、minakoさま、UgoUgoさま(順不同です。ごめんなさい)、Ministryの記事などで示されておりますご意見を拝見しながら、思うことを殴り書きすることで、なんとなく自分の教会では聞けないこと、聞いたところで深い対話ができそうにないことなど、ほかの人々からの意見を参考にしながら、自分自身の考えを相対化し、そして反省する機会として、そして、まとまらないまま反省したこと(考えたこと)を書きなぐっているように思います。そんなものにお読みいただいている方にはお付き合いいただいており、申し訳ないのですが。

     もちろん、これまでも、書籍や雑誌を読みながら、自己の考え方を抽象化してきましたが、これだと、どうしても書かれたものを読み、自分の中だけで考えてみているだけに終わってしまい、双方向性の対話という形にはなりません。そのような書籍などの場合、自分自身の問題意識とのずれがあった場合、それなりの費用も発生するし、本棚もスペースをとってしまいますし。


     私のように、神学教育を受けていないものは、今の話題、気軽な問題提起がしにくいということもあります。さらに、一信徒としてライブの話題について気軽に問題提起というのは、限られているように思います。私が、そう思い込んでいるだけかもしれませんが。

     そのようなことから、皆さんからの、ブログでの問題提起やご意見を頂けることで、私自身、考える素材をいただいており、そのことを皆さんに感謝したいと思います。

     どうも皆さん。ありがとうございます。

     また、これからも、時に触れ、折に触れ書いてまいりますので、よろしければ、突っ込みを入れていたき、私が考えるきっかけを頂戴できれば、とわがままなお願いをお聞きいただければ、大変うれしく存じます。
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