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2018.10.01 Monday

クリスチャンn世代の若者からのお願い(11) 勝手に職質を教会でしないで・・・ その3

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    前回の記事では、小学生の教会に来た子供たちに親の職質をされると、連れてくる方も、つれてきた方も結構しんどい思いをすること、ポストインターネット時代での子供たちにとってみて、教会で提供される遊びや視聴覚補助教材が今一つ、なんと言いますか、昭和な感じ、でもあって、その意味で、教会に信徒家庭以外の友達を誘ってくるのが大変なのに、その上職質をされたのでは、結構つらいよねぇ、という感じをお話してきました。前回は、もうちょっと年齢が上の自らがティーネイジャーさんだったころの視点から、書いてみました。本日は、婚約者を選ぶ年齢層に達した若者とのかかわりの中で経験したことから少し書いてみたいと思います。

     

    地方自治体が婚活支援をする時代に

    中学生や高校生の学生やティーネイジャ―の時代の、男女交際は一時的に通過する色恋であることもあり、はしかのようなものとして済ませることができますし、それで済むのですが、学校を卒業し、就職して、仕事が順調に回り始め、生活に余裕が出てくると結婚という配偶者探しが本格化することになります。本人ももちろん探されるでしょうけれども、教会の大人たちも、いろいろと顔を出してくる場合もあります。釣書そのものではないでしょうが、こんな人があっちにいる、こんな人がいるというようなご案内があったりすることもあるでしょう。

     

    最近は、ずいぶん減りましたが、昔は、地域社会でも仲人名人というのか、とにかく、婚期が来ている人々を半ば無理やりくっつけようと勝手連的にご活動になられる『世話焼き』と呼ばれる中高年女性がおられたわけですが、今では、自由恋愛至上主義が席巻していること、地域で、若者がいなくなったことの結果、こういう役割を果たす人、悪く言えば、おせっかいなおばさんが減ってきているという側面もあって、今では、自治体がその役割を果たさねばならないようになっていたり、自治体主催の出会い系パーティまで開かれたり、都道府県レベルでの地方自治体での第3セクター的な結婚サポートする組織までできているようです。自治体が、今は「世話焼きおばさん」としての役割をある種の公共事業としていなければいけなくなっているのが現代であるということなのかもしれません。

     

     

    兵庫県の結婚サポートセンターのサイトの画面
     

     

    兵庫県の結婚サポートセンターの動画

     

    鳥取県の結婚サポートセンターのサイトの画面

     

     

    島根県の結婚サポートセンターのサイトの画面

     

    晩婚化が進む日本で

    こういう状況を考えていると、以下に若者の結婚をめぐる状況が深刻であるのか、ということがわかります。ツイッターを見ていたら、具体的な数字をグラフ化したものをご紹介してくださっているありがたい方がおられたので、それを拝借していろいろと考えてみたいと思います。以下のグラフを見ると、初婚年齢が、女性でもじわじわと晩婚化が進み、29歳と晩婚化が進んでいることがよくわかります。バブル経済の中での人手不足傾向に加え、男女雇用機会均等法(「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律」)が1986年に施行される前後には、女性の初婚年齢は、25歳前後だったものが、それ以降一貫して女性の初婚年齢も上昇しています。しかし、面白いのは、日中戦争がはじまった時期に、平均初婚年齢が男女とも上昇しているという点は、注目すべきかもしれません。つまり、戦争対応で、結婚する方が増えた、という意味で、国家総動員体制の中で、個人の結婚の問題もとらえられていた傾向を見ることができるようです。

     

    初婚年齢の推移  (https://twitter.com/kentz1/status/1045958211033939973 より)

     

    数年前、ある関西の日本基督教団の方とお話しする機会があり、以前は、結婚相談所みたいな組織が日本基督教団にもあったけれども、最近は閉鎖してねぇ、とお話しをお伺いしたこともありましたし、あるいは、様々なグループの教会が関係する組織の中でもお見合い組織や結婚相手を紹介するサービスの中でも、なかなか、いろいろ相手が限られることからか、結婚にまで至らない事例が多数発生していることも聞き及んでおります。

     

    囲み取材じゃないんだし…

    そして、牧師さん方がご経験になさる葬儀の数は年々積み重なるものの結婚式の数は、ほとんど変化しない、という現状もあるなかで、お若い皆さんが、異性のご友人をお連れになると、これは、「ひょっとして婚約相手か?結婚相手か?」と異様に関心が盛り上がる傾向にあるようです。こうなると、教会の中が、ざわついてしまうことも少なくないようです。

     

    個人的には、「もうちょっとそっと、ぬるく、見守ってあげたらいいのに…」とは思うことが多いのですが、こういう時に限って、何人かの方が取り囲むような視線やら、実際にその方を囲んでのミニ談話会か、普通の市民に対する芸能人の囲み取材みたいなものが開催されてしまうことがないわけでもないようです。

     

    芸能人の囲み取材(こういうの、きついだろうなぁ、と思います)

     

    こうなると、「お仕事は何をされておられるのですか?」「聖書はどう思われますか?」「キリスト教についてはどう思われますか?」「クリスチャンですか?」「学校とかでご一緒だったんですか?」とか、教会人にとっては、一見、普通の質問のような体で、個人の割とセンシティブな思想、信条などに近いところを職質や事情聴取というよりは、囲み取材の芸能リポーターよろしく、何人もの方で聞き出してみたり、その方を連れてきた方との釣り合いみたいなことを品定めしているような印象を持つことが聞かれる状況を、時々おみかけすることがあります。

     

    連れてこられた方は、ただでさえ気まずいのに、こういうことを聞かれたら、結構緊張してしまうこともあると思うので、個人的には、こういう場には顔を出さず、そっと見守っていることが多かったのですが、こういう質問をしたくなる方の気持ちもわからなくはないのですが、「もうちょっとスルーしておいてさしあげればいいのに…」と思うことがあります。

     

    「信仰告白させてなんぼ」なんですかねぇ?

    そして、キリスト者のお若い方に連れてこられた方がキリスト者ではないとわかった途端、あるキリスト教のグループでは、今度は、囲み取材攻勢モードから、今度は、「折伏モード」なのか、「折福モード」なのかはわかりませんが、とにかく、超特急モードで、キリスト者にしようとか言った説得モード、「キリストを信じたといわせたら勝ち」みたいな取り組みが行われることも皆無ではないようです。もうちょっと、時間をかけて、ゆるゆるとやって差し上げればいいのに、とは思うのですが、どうも、そういう対応をとっていると、生ぬるいと思われるようで、その方のおられないところで、「最近来られたあの方と、信者であるあなたが、もっと積極的に機会をもって、同性で年長でもあるあなたが福音をかたらないでどうする」と言われたこともございます。

     

    あるいは、ある方が、この方の予定を私の予定とは無関係に時間をとるセッティングをしてくださいまして、「この日開けといてね」という対応を受けたり、ということで、だいぶん苦慮したことがあります。

     

    次回へと続きます。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    コメント
    管理者の承認待ちコメントです。
    • -
    • 2018.10.01 Monday 16:31
    個人情報が漏れると行かんので、転載しました(from ミーちゃんはーちゃん)

    こんにちは。このシリーズ読んできて、もうほんっとうに「あるある」と感じております。
    でも、お若い教会員が異性の未信者の友人(恋人)を連れてくるって見た事ないかも(自分以外)。私はお若い(笑)時に連れてきて囲み取材等あり、フラれてしまった過去があります(他にも理由があったかもしれませんが)。同時期に同世代の教会員の方が、他教会のPK(牧師のお子さん)と結婚が決まり、御心だの釣り合わぬ軛だの色々対比されるし、「主の慰めと失恋の心の癒やし」を祈られるしめっちゃ恥ずかしかったですね。
    だからか、他の同世代は皆未信者と結婚しましたが、こっそり入籍し、挙式も新居もすべては事後報告。
    だから、お付き合いや婚約の時点で連れてきて、未信者の方が信仰告白し、所属教会で式を挙げ、うまくクリスチャンホームを築いている人ってほんとにいるんかいなという感じです。
    • 片栗粉 c/o ミーちゃんはーちゃん AKA かわむかい
    • 2018.10.02 Tuesday 08:34
    片栗粉様

    ご清覧、コメントありがとうございました。メルアドさらすのは、さすがにまずいので、代理でコピペで投稿させていただきました。

    >もうほんっとうに「あるある」と感じております。

    そうですよね。半分以上、身近に実体験として経験したことを書いておりますから。

    >でも、お若い教会員が異性の未信者の友人(恋人)を連れてくるって見た事ないかも(自分以外)。
    結局、教会暦がむちゃくちゃ長い、親や祖父母みたいな人が教会におられる場合、肥後が期待できますが、そうでない方の場合、つらいですよね。

    >私はお若い(笑)時に連れてきて囲み取材等あり、フラれてしまった過去があります

    普通の方の場合、囲みやられると、ドン引きしますよね。それも、芸能レポーター以上にずけずけやられる方もおられますから。特にガチ勢の方ほど。それでうまくい叶ったら、みこころでなかったのよ、とか。あんたらのお心が、みこころなんかい、とか、本当に思っちゃいます。

    >同時期に同世代の教会員の方が、他教会のPK(牧師のお子さん)と結婚が決まり、御心だの釣り合わぬ軛だの色々対比されるし、「主の慰めと失恋の心の癒やし」を祈られるしめっちゃ恥ずかしかったですね。

    これ、キッツイですよねぇ。心からご同情申し上げます。たいてい、PKとか、役員さんとかのご家庭の方とかから先に所謂優良物件と呼ばれる方との出会いが設定される傾向にあるという苦情はお伺いしたことがあります。かなりしつこく。
    釣り合わぬ軛、というのなら、なんで結婚だけなん、職場もじゃないん、とか言いたくなりますよね。職場で過ごす時間、かなりですもの。

    >だからか、他の同世代は皆未信者と結婚しましたが、こっそり入籍し、挙式も新居もすべては事後報告。

    あぁ、心が左翼化して、全共闘運動を起こしたくなりそう…なんだこの不公平は、と思いたくなります。公義はどこにあるのか?とかのイスラエルの預言者のように問いかけたくなりそう。

    >だから、お付き合いや婚約の時点で連れてきて、未信者の方が信仰告白し、所属教会で式を挙げ、うまくクリスチャンホームを築いている人ってほんとにいるんかいなという感じです。

    確かに、国宝とまではいわなくても、重要文化財クラスに、貴重かもしれません。あるいは、レッドブックに載るくらいの希少種のような気がしましたが、それを教会は要求しといて、つぶす場合があるので、本当にどうなんか、と思います。

    ご清覧、コメント、ありがとうございました。





    • ミーちゃんはーちゃん AKA かわむかい
    • 2018.10.02 Tuesday 08:58
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