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2018.06.11 Monday

クリスチャンn世代の若者からのお願い(1) 勝手に期待しないで・・・ その1

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    本日は、教会にいるn世(nは、2以上の自然数、すなわち2世以降)の若者たちの教会の皆さんへのお願い、というか、悲痛な叫びシリーズを書いてみたい、とおもいます。この連載は、神戸の某青谷というところで開催されている通称「事例研」の中から、出てきた話題である。そこの主催者のK先生(医者なので、先生扱い)からミーちゃんはーちゃんに大命降下があったので、書くことにしました。ある事例研で、若い信者さんのお子さんのかなりかわいそうな話が話題に上ったことが発端となっています。

     

    このシリーズは、このブログの常に上位を占める、現代の日本の若いキリスト者が教会に行きたくなくなる5つの理由 の拡張版だ、といってもよいと思います。その記念すべきかどうかはよくはわからないのですが、第1回目、「勝手に期待しないで・・・」について、書いてみたい、と思います。

     

    時代の最先端を行く教会

    現在の教会は、危機的な状態である。どのくらい危機的な状態かと言うと、限界集落(構成人口のかなりの部分が65歳以上の方が占めていて、コミュニティとしての基礎的活動が困難な地域における集落のこと、詳しくはこちら)を抱える市町村、あるいは、議会が機能しなくなるのではないか、と危惧する基礎的自治体、あるいは、半ばまじめに、自治体消滅が危惧されるほどの危機なのではないか、と思うのです。まさに、「やばいよぉ、やばいよぉ」と出川哲郎氏のようにいわないといけない状態ではないか、と思います。

     

     

    子供たちが「やばいよ、やばいよ」をマネされている出川哲郎さん

     

    急速な高齢化におびえる自治体…

    ところで、刺抜き地蔵があり、お年寄りの原宿『巣鴨』を抱える豊島区長なんか、もう半ば本気で、生き残り対策を考えておられるらしいです。まだ、そこまで、深刻ではないはずなのですが…

     

    危機感を覚えている豊島区に関するニュースクリップ(埼玉県秩父市は、姥捨て自治体にされる模様・・・MJSK?)

     

    お年寄りの原宿 巣鴨のアイドル(ゆるきゃら) すがもん http://sugamon.jp/?page_id=14 より

     

     

    厚生労働省の人口統計の推移をグラフ化した動画

     

    このような人口変化の状態は、祈ろうが何しようがやがて、やってくる現実ではないかと思うのです。おそらく多くの教会の人口ピラミッドは、現在の2018年現在で、2030年の人口ピラミッドと同じような形をしている教会が多いのではないか、と思うのです。なぜかというと、教会で人口が急増した時期である1950年代とか1960年代に、教会に来はじめた皆さんが、教会に参加し始めたのが、これらの皆様方が、お若かった高校生、大学生(15歳から20歳くらい)のころであったからです。つまり、現在の人口ピラミッド構造がそのまま、15歳から20歳先にあると思えばよいのです。その意味で、教会の人口構成は、日本の15年から20年くらい先を行っている時代の最先端を切っている状態なのではないか、と思うのです。このような状態になっていることが多いのが、社会的人口移動の結果、若者がいなくなってそうなっている過疎地と、教会に存続している高齢者が、結果として多くなっているような教会なのではないか、と思うのです。

     

    過疎地の教会なら、人口構造の先行分20年先に加え、人口減少、過疎化効果で10年から20年先への移動効果もあり、結果として、全国の人口ピラミッドの30年から40年くらい先にいっているかもしれないなぁ、と思ったりもするのです。こうなると、まさに、時代の最先端が現れていると思われるのが、(過疎地の)教会なのではないか、と思うのです。時代の最先端を行っているから、「かっこいい」とかと、気取っていっている場合では、とてもないのではないか、と思うのです。

     

     

    東海道新幹線に乗っていると「時代の最先端を行く雑誌として」売り子のお姉さんがたから紹介される雑誌「Wedge

    https://www.amazon.co.jp/Wedge-%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B8-2017%E5%B9%B4-9%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C-ebook/dp/B074TF6RD9 から

     

    クリスチャンn世代に美田どころか、不良債権を残す教会って…

    しかし、この雑誌Wedgeの2017年9月号の特集ではなですけれども、どこぞのキリスト教雑誌で、「教会漂流に歯止めを」、「捨てられる教会」、「対策とらない宗教法人、ツケを払う次世代信徒」とかって特集しないかしらん、と思ったりもしたくなります。

     

    教会には、先の動画で紹介した、豊島区長のように「埼玉県秩父市に高齢者は移住してもらおう」(ありていに言えば、埼玉県秩父市には、悪いけれども、そして、秩父市には大変失礼な話であるようにはおもうのですがが、豊島区にとっての姥捨て山になってもらおう」)というような計画を考えてくれる教団議長や、教団本部は残念ながらおられないように思うのです。

     

    その結果、現場において起きそうなのは、「土地漂流」ならぬ「教会漂流」ではないか、とも思ったりもするのですし、さらに、その結果として「(ごみ同然に)捨てられた教会(これは地方部ではすでに起きていると思います)」の大量発生ではないか、と思いますし、そこで不良債権化した教会についての「ツケを払わされるクリスチャンn世(ただし、nは2以上の自然数)の量産」ではないか、と思うのです。

     

    ご高齢者のクリスチャンの方からすれば、クリスチャンの次世代、次々世代に伝道の拠点としての教会という資源と資産あるいは、優良資本という美田をのこされたおつもりかもしれませんが、それは、クリスチャン次世代、次々世代にとっては、メンテナンスのための経費負担を自分たちが引き受けねばならない、不良債権(会計学でいう貸方勘定にある債権・他人資本)になっているように思うのは、私だけなんでしょうか。このあたり、イエス様は、邸宅を建てるときにきちんと計算しないいるでしょうか、とおっしゃっているように思うのですが…次の聖書の言葉を、今の日本の教会はどう受け止めるのでしょうか。

     

     

    【口語訳聖書】ルカによる福音書

     14:28 あなたがたのうちで、だれかが邸宅を建てようと思うなら、それを仕上げるのに足りるだけの金を持っているかどうかを見るため、まず、すわってその費用を計算しないだろうか。
     14:29 そうしないと、土台をすえただけで完成することができず、見ているみんなの人が、
     14:30 『あの人は建てかけたが、仕上げができなかった』と言ってあざ笑うようになろう。

     

    人々から、「あの人たちを教会を建てかけたが、仕上げができなかった」残念な人々であった、と言われないことを、個人的には願っています。

     

     

    次回へと続く…

     

     

     

     

     

     

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    株式会社ウェッジ
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    (2017-08-19)
    コメント:いやぁ、びっくりしましたなぁ。

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